【建設会社の経営者向け】建設業界の人財採用状況と勝ち残り戦略とは?

【建設会社向け】
建設業界の人財採用状況と勝ち残り戦略とは?

本日は、「建設業界の人財採用状況と勝ち残り戦略」についてご紹介します。

1.建設業界の人財採用状況

建設業界は特に人財採用が重要な業界です。
現場監督の数≒現場数≒売上となるため、いかに現場監督を増やすか(あるいは維持するか)がカギとなります。

ただし、建設業界は技術者の高齢化や人手不足が著しく、悩まされている会社が多いのではないでしょうか。
最近では、新卒採用のサイトを見ても、「建設業界」というジャンルが無くなってしまい、今後さらに学生からの認知度が下がってしまうことが予想されます。

地方の中小・地場ゼネコンの方からすると、「地元に建設系の学校も無いし、問合せもろくにこない、この先どうしたらいいのか…?」と頭を抱える経営者様も多いのではないかと思います。

2.中小ゼネコンの勝ち残り戦略とは?

厳しい環境下の中で、新卒採用に成功している企業様の事例を簡単にご紹介いたします。
成功のポイントとしては、「文系学生をターゲットにする」が挙げられます。

理系学生をターゲットにする場合、運よく自社に入社してくれることは稀で、ほとんどは滑り止めとして内定をもらいに来ているケースが多いです。
そのため、大手の企業から内定をもらうと辞退されてしまい、計画が台無しに…ということが良くあります。
「なぜ文系学生を狙うのか?意味あるのか?」という疑問もあるかと思いますが、20代社員が多く活躍している企業は、ほとんどが即戦力採用ではなく、自社で育成して戦力にしているのです。
つまり、最初から理系学生に絞っていくよりも、文系学生も含めてターゲットを広げたほうが、成功確率が跳ね上がる、ということです。

3.自社に惹きつけるポイント

ターゲットを広げたあとは、いかに自社に惹きつけるか?です。
よくある失敗として、「これまでの自社の実績を語る」に重きを置いている会社が多いのではないでしょうか。

学生が中小企業に集まる理由としては、「将来性」やベンチャー企業のような「ワクワク感」がほとんどです。
地域に密着したより身近な存在として、どういったビジョンを描いているか、あるいはどんなことを実現していけるのかを打ち出すのが重要になります。
最近では、「ICT施工に取り組んでいる」「若手のうちからICT施工を学べる」などを大きく打ち出している企業の反響が非常に高いようです。

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