いつもコラムをお読みくださり、ありがとうございます。
船井総合研究所 建設支援部の永田大輔です。
以前から、公共工事依存のため利益率が課題であった愛知県西尾市の山旺建設株式会社様は、最近になり、粗利30%の「がん患者専門の医療施設」を特命受注し、業績を伸ばしています。
受注の背景には、がん人口の急増にあります。
がん患者は毎年右肩上がりで、なんと年間40万人もの人が、がんで亡くなっています。
これは国内の死亡数の約3分の1に当たりますが、そのような方々の「退院後の療養場所」が、圧倒的に不足しているのです。
極めて公共性と緊急性が高い事業にも関わらず、建設会社にはまったくと言っていいほど周知されておらず、整備がまったく追い付いていません。
そのため、ニーズを知る山旺建設様には依頼が殺到しており、まさに独走状態。同業他社で同じような提案をする会社がいないため、相見積もりになることもありません。
地域の医師会からも、特命で相談を受けるほど、です。
建築についても、図面は国の基準通り規格化されたものなので、手間もかからず、施工もスムーズです。
その上販促費がほとんど手かからないため、まさに至れり尽くせりの建築商材と言えます。
「利益率の高い民間建築を伸ばしたい…」
「他社との競争に疲れた…」
「値引き合戦はもううんざり…」
このようにお考えの建設会社様にぴったりの事業だと思います。
詳しくは下記のレポートをご覧ください。
本コラムが、コロナ禍における経営のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。