【最新事例紹介】利益につなげるITツール活用のポイントとは?
皆さん、こんにちは船井総研の下枝です。
今回は、最新事例企業の取り組みをもとにITツールを活用し生産性を上げる方法についてお伝えできればと思います。
今回、ご紹介する企業様は株式会社セリタ建設という会社です。
このセリタ建設さん、土木工事業をメインで行っている会社さんですが、ITツールを使いこなし
直近3年間で
売上4億円→8億円強
経常利益0.15億円→1.6億円
まで伸ばされました。
しかも、売り上げは2倍になったにもかかわらずほとんど従業員数も増やすことなく業績を伸ばされています。
このセリタ建設さんが取り組んだことは大きく3つ。
(1)MA(マーケティングオートメーション)をフル活用し追客をPCで自動化
WEB集客、カイロス3、Salesforce、Eightといったものを駆使し、お客様への追客の自動化を行っています。
極端に言えば、ITツールに集客を自動で行ってもらい、
さらに濃い案件のみ、営業がお客様の対応を行うという形態をとっています。
(2)各業務をシステム化、システム連携を行い各作業工程を大幅短縮
セリタ建設さんでは社長自らがすべての業務を棚卸し、システムに各業務をすべてあてはめました。
さらにそれらを連携することで2重入力等の手間をなくし、作業工程の大幅圧縮に成功しています。
(3)リアルタイム原価管理を行い、利益率の大幅向上
セリタ建設さんではSalesforceで原価管理のシステムを構築し、リアルタイム原価管理に成功しました。
これにより、各現場監督に利益についての指示が的確にでき、平均粗利率も22%→38%にすることに成功しています。
いかがでしたでしょうか?
現在、ITツールは非常に便利なものが存在しているにも関わらず、多くの企業様がそういったツールを使いこなせていない状況です。
本気で取り組めばセリタ建設さんのように実は大幅な利益率改善ができることも多くございます。
ぜひ参考にして取り組んでもらえればと思います。
今回、このセリタ建設さんの取り組みについてさらに詳しく知りたいという方にセミナーもご用意させていただきました。
そもそもITについて全く知らないという方にも一から始める方法を具体的にお伝えする内容となっております。
セリタ建設さんの具体的な取り組みまですべてお伝えする予定です。
ぜひご参加いただければと思います。