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工場・倉庫の「建物診断」とは?
工場・倉庫の「建物診断」とは、築20~30年以上を経過している施設、旧耐震の施設、建築基準法に準拠していない施設に、建物の調査・診断を行い、最適な改善策を提案する手法です。
「建物診断」には、建物の劣化 度合いを調査する「劣化診断」、建物の躯体や設備機器の耐震性を診断する「耐震診断」、建物のエネルギー消費量を評価する「省エネ診断」などがあります。
なぜ、工場・倉庫の「建物診断」なのか?
工場・倉庫の「建物診断」が注目される理由は、築20~30年を経過した建物(1990~2000年)のリフォームが多くなっている点です。内訳は、事務所や工場・作業場、物販店舗の内装工事をはじめ、建具、屋根、外装のリフォーム・リニューアル工事が多くを占めています。
劣化や壊れた部位の更新・修繕工事が全体の約79%を占めています。100万円未満が最も多く、次いで100~1,000万円未満の工事が多くなっています。
工場・倉庫のリフォーム・リニューアルは儲かる?
一見、工場・倉庫のリフォーム・リニューアル市場は、「薄利多売で儲からない市場」と思われるかもしれません。
しかし、築20~30年を経過した建物(1990~2000年)は、建物の老朽化により、今後は、補修ではなく解体・建替えニーズが増加していきます。
つまり、リフォーム・リニューアルから、解体・建替え提案に切り替えれば、高額受注につながる“儲かる市場”であるとも読み取れます。
入口は「建物診断」から
狙い目は、工場・倉庫のリフォーム客です。築20~30年以上を経過している工場・倉庫や、旧耐震、建築基準法に準拠していない施設などがターゲットとなります。
工場・倉庫を所有しているお客様の場合は、「建物診断」を実施しましょう。
「建物診断」費用は、60~150万円です。診断期間は約2ヵ月、1級建築士などの資格者が診断を行います。
出口は「建替え提案」へ
まずは、建替えオーナーを掴めるかが勝負となります。
商圏エリアにて、築年数の古い建物をリストアップし、アプローチしてみましょう。
参入の入口となる「建物診断」では、少額な劣化・破損の修繕の相談も乗ってみることです。
迅速かつ丁寧なメンテナンス対応とアフターフォローでお客様の信頼を獲得し、解体・建替え案件につながる種を仕込んでいきましょう。
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