「福祉用具レンタル業 成長を実現できる組織をどう考える?」

  • 福祉用具&リフォーム
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執筆者入江 貴司
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今年度はどんな1年になるか、めちゃくちゃわくわくしています!

つい先日、ある会社さんの事業計画発表会におじゃまさせていただきました。
そこで社長が語っていたのは「わくわくする!」という言葉でした。

これまでもとても順調に成長してきている会社さんが、さらにわくわくするというのはどういうことなのか。
今回のコラムでは、その会社さんを題材に成長を実現する組織というテーマで考えてみたいと思います。


ポイント1:創業15年でも昨対110%伸びる会社の社長が常に考えていること


冒頭にお伝えした会社さんは、この7月から新しい期を迎え、今期が第15期になる会社です。
創業から利用者数を順調に積み重ね、現在およそ3,000名の利用者。
前年度の売上は昨年対比で110%の成長だということです。

レンタルの規模が大きくなると、解約数も大きくなっていくため、レンタル利用者数の伸び率こそ世間並み(103〜104%)になっています。
一方で、販売・住宅改修や、新たな事業なども含めて売上が110%成長になっています。

昨年度の業績はそんな感じで非常に順調。
さらに、今年度は「めちゃくちゃわくわくしています!」とおっしゃっていました。

その「わくわくする!」内容として、今期に取り組むことを8つくらい列挙されていました。
いずれも新しく取り組むこと、これまでとやり方を変えること、そんな内容が目白押しです。

そうして新しいチャレンジを続けているからこそ、利用者数が伸び続けるのはもちろん、創業から15年を経てもなお昨対110%もの成長を続けているのだと思います。


ポイント2:何をやるかとともに誰がやるかがとっても重要!


この社長さんにはこれまでもいろんな場面で講演をしていただく機会がありました。
その際に必ずお話されるのが、
「ウチの組織はこんな感じになっています。」
というお話でした。

正直なところ、それをお聞きしながら、
「他所の会社の組織なんてみんな興味あるんだろうか・・・?」
と思っていました。

「組織の話をするなら、もっと他の話をしてもいいのにな・・・」
そんな風に思ったこともありました。

ただ、先日の事業計画発表会に参加して、なぜいつも組織の話をされるのかが、少しわかった気がします。

何をやるか?も大事だけど、誰がやるか?も同じくらい大事。
だからこそ、常に自社の組織がどのような形になっているのか、どの部門に誰がいて、どのようにコトを動かしているのか。

そうしたことを常に意識しながら経営を進めているということなのだと思います。


ポイント3:戦略を実行し、成長を実現する組織のこと考えてますか?


思えば、業績を伸ばしている社長さんほど、新しいコトを始める際に、
「誰にやってもらおうか、どういう風に伝えたら気持ちよくやってくれるだろうか・・・」
といったことを深く考えながら進められるように思います。

戦略が先か、組織が先か、というのはどちらが先ということではなく、どちらも切り離せないものということなのでしょう。

例えば、プロ野球の試合を観に行ったときに、まず気になるのはスタメンが誰でどんな打順になっているかだと思います。
打順はすなわち役割であり、組織というと語弊があるかもしれませんが、どのような作戦を取るかが現れています。

1番に足の速い選手がいて、2番に器用な選手なら、手堅く進める日本的な野球だなと想像する一方で、
1番バッターに大谷選手のような強打者を配するなら、先頭からガンガン打っていく野球をやるんだろうと期待するようなものだと思います。

少し話がそれましたが、戦略を考えるとき、それを実行する組織をしっかり考えないと「絵に描いた餅」
実行するための組織まで考えるからこそ、戦略が形になり、それが業績につながっていくのだろう・・・


そんなことをあらためて感じた事業計画発表会でした。

 


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執筆者 : 入江 貴司

大阪大学経済学部卒業後、大手工作機械メーカーに入社。 シニア向けビジネスの立ち上げを専門に手がけるなかで、福祉用具レンタルとシニアリフォームを掛け合わせた「セット提案モデル」を開発し業界に対する専門コンサルティングを進める。 商圏内一番事業所に向けた戦略づくり、マーケティング・営業支援、組織体制づくりなど業界企業のビジネスモデル化を強力に推進する。