【HACCAPとは?】対応する工場建設の基準を解説

  • 民間工事
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執筆者船井総研 製造・建設支援本部
コラムテーマ経営戦略
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【建設業界】時流予測レポート2025

 

HACCAP(ハサップ)とは?

HACCP(ハサップ)とは、アメリカで始まった食品製造の安全性確保の管理手法です。 食品に関わる全ての事業者が、HACCPの対象となります。 H:Hazard(危害)、A:Analysis(分析)、C:Critical(重要)、C:Control(管理)、P:Point(点)の頭文字を取っています。 2018年6月に、HACCP義務化法が可決し、HACCPに沿った衛生管理の制度化は2020年6月に施行されました。 猶予期間が1年間ありますが、2021年6月には、旧食品衛生法が廃止され、HACCPの完全義務化となります。

HACCAP対応の食品工場・倉庫

HACCAP対応の食品工場・倉庫というと、HACCAPの完全義務化まで残り1年であり、早急に対応完了させる必要があります。 HACCAP対応が済んでいない中小規模の食品工場・倉庫は、決して少なくありません。築20〜30年を経過した建物の破損・老朽化に対する補修・リニューアルは年々増え続けています。 HACCAP対応の工場・倉庫建築・改修ニーズは、2021年6月までにピークを迎えると見込まれます。 また、老朽化した建物の解体、建替え、移転、リニューアル需要は継続していきます。

食品衛生法の施設基準

工場・倉庫建築・改修には、建築基準法や消防法などのほかに、食品衛生法の施設基準が関係してきます。 対象エリアの保健所が、食品関連事業者から提出された設計図と現場を見比べ、施設基準の項目を満たしているか判定を行っていきます。 2018年6月の食品衛生法の改正にともない、各自治体では、2021年6月の営業届出制度や営業許可制度の見直しの準備を進めています。食品関連事業者今後、見直し基準にいち早く対応していく必要があります。 ただし、食品関連事業者の営業許可にあたっては、食品衛生法の施設基準にHACCPに関する記載はありません。 HACCP対応の工場・倉庫といっても、統一指標がないために、非常に曖昧な基準となっています。 食品衛生法の施設基準への対応をはじめ、操業開始後のHACCP運用を円滑に進めていくには、科学的な知見や専門的な知識をもつ経験豊富な技術者が、HACCP対応の設計・施工を担当することが必須となります。

HACCAP対応のポイント

HACCP認証には、①業界団体が認証するもの、②自治体が認証するもの、③民間企業が認証するものがありますが、国内でHACCP認証は統一されていません。 実際は、国際規格となるFSSC22000やISO22000、国内規格となるJFS-A、B、Cによって、食品安全の認証・規格が定められています。 食品関連事業者が登録を受ける食品安全の認証・規格によって、求められる建物の仕様も異なります。 まずは、食品関連事業者へ建物の課題やお悩みをヒアリングの上、最適な建物提案を進めていきましょう。 船井総研では、建設業者様向けの最新ビジネスモデルを無料で大公開! 2024年に向けた対応策にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

 

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執筆者 : 船井総研 製造・建設支援本部

船井総研の製造・建設支援本部は、建設業界に特化した経営コンサルティングを行っております。コンサルティング事業で培ってきた成功モデルを武器に、ほぼすべての業種・テーマをカバーしております。経営に関するお悩みを幅広く解決いたしますので、是非お気軽にご相談ください。